俺のおばあちゃんが餅で死にかけた話
どうも、ボンレスハムです。
新年あけましておめでとうございます。
さて、正月といえば餅ですね！
いつものようにTwitterを眺めていたら流れてきましたよ↓
まあ、いつもの恒例行事です。
今回は私の祖母が餅を詰まらせたときのことについて書きたいと思います。
当時、祖母は70代も後半に差し掛かる年齢であった。
祖母は年齢に見合わず元気で、毎日卓球などのスポーツで体を動かし、毎月のように近隣の県へ泊りがけの旅行に行き、地域のボランティアにも常に参加していたアクティブおばあちゃんであった。
そして、餅が大好きであった。
冬になると比喩抜きで毎日食べてた。
事件はそんな冬の日に起きたのである。
私の家は祖母と同居する三世代家族であった。
その日ももちろん朝食は餅であり、私と母、祖母の三人で一緒に食べていた。
私は砂糖醤油餅を食べ、母はきな粉餅、祖母は餅を入れたけんちん汁にして食べた。
父は既に会社に向かっており、兄も部活の朝練があったため不在であったが、彼らも餅を食べていた。
それほどまでに祖母と我が家は餅が大好きであったのである。
食事を終え、私は学校へ向かい、母も職場へ向かった。
事件はそれから数時間が経過した午前10時ごろ起こった（らしい）。
腹部に強い痛みを感じた祖母は救急車を呼んだ直後に倒れ、私が学校から帰ると家は大騒ぎになっていた。
すぐに搬送された病院へ向かうと緊急手術が行われており、事件を聞いて駆け付けた家族や叔母、従兄弟たちと祖母が出てくるのを待った。
手術が終わり、私たちは説明を受けた。
原因はなんと餅であった。
私たちは困惑していた。
どうして詰まったのか？？
喉で詰まっていたならば私か母が気がついていたのでは？？
しかし、詰まった場所は喉ではなかった。
私の祖母にもこの記事と同様の事態が発生したのであった。
>60代前半の男性は入れ歯を外して雑煮の餅を丸飲みしたところ、翌朝からお腹が膨らみ、嘔吐。２日後に腹痛を訴え病院へ。腹部超音波検査と腹部ＣＴで小腸に詰まった餅が発見された。
>別の60代後半の男性は良く噛まずに雑煮の餅を食べ、半日後にお腹が膨らみ、翌日夕方に強い痛みを感じて病院へ。腹部ＣＴで小腸に詰まっていることがわかったという。
記事から引用した症例であるが、これと同様に祖母も腹が膨れ、その後耐え難い痛みが走ったようである。
祖母にこの症状を引き起こしたのは一体いつ食べた餅なのか？？？という疑問が残るが、とにもかくにも手術は成功した。
祖母は助かり、80代に突入した現在も健在である。
改めて、祖母を助けてくださった医療従事者の方々には感謝しかない。
そして、餅はよく噛んで食べよう。
